外来種勉強会開催へ 辺野古土砂搬出反対協、熊本で総会


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 辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の第3回総会が1日、熊本県天草市で開かれた。11月に沖縄県議会議員と鹿児島県議、土砂搬出地域で土砂搬出に反対する組織の代表が集まり、埋め立てに使用する土砂内の特定外来生物の県外持ち出しや、侵入を規制する条例について勉強会を開くことを確認した。

 鹿児島県を拠点とする自然と文化を守る奄美会議(大津幸夫会長)が、鹿児島県議会の9月定例会に特定外来生物の県外持ち出しを規制する条例を制定するよう求める陳情を提出しており、10日以降の委員会で審議される予定。

 総会では、名護市辺野古への土砂搬出に反対する署名を5万人分集めることなども確認した。沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんやヘリ基地いらない二見以北十区の会共同代表の浦島悦子さんの講演もあった。