ものづくりの楽しさ体感 那覇で技能フェスタ 16日まで


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重い土を一生懸命壁に塗る子どもたち=15日、那覇市の波の上うみそら公園

 さまざまな技能士団体らでつくる県職業能力開発協会による「おきなわ技能フェスティバルものづくりフェスタ2016」が15日、那覇市の波の上うみそら公園で始まった。16日まで。会場では、プロが技術を競う技能競技大会が開催され、小・中学生を主な対象に、沖縄そば、漆喰シーサー、光る風船など25職種の物作り体験ができる。両日とも午後5時まで。

 同協会が子どもたちに物作りの楽しさを伝えるために毎年開催し、今年で37回目。

 弟と妹と3人で沖縄そば作りを体験した与儀幸那君(11)=真地小5年=は「麺を延ばすのが難しかった。ちょっと固いけどおいしい」と語り、作ったそばを頬張った。

 県左官技能士会のブースで、土壁塗り体験をした桃原琉一(るい)君(7)=安謝小1年=は「ケーキにクリームを塗るみたいだったけど、土は重くて大変だった」と語った。

 16日は、波の上うみそら公園の他、那覇市の那覇地域職業訓練センターも会場となる。【琉球新報電子版】

真剣な表情で光る風船作りに励む子どもたち=15日、那覇市の波の上うみそら公園