2016年10月27日
東京電力パワーグリッド株式会社

 本日正午頃、東京電力ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:廣瀬直己)の切明発電所(発電方式:水力、所在地:長野県下高井郡山ノ内町平穏、出力:20,100kW)渋沢ダムの洪水吐路(注)の修繕工事に伴い、渋沢ダムから切明発電所に資機材を運搬していたアカギヘリコプター株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:坂本純一)のヘリコプターから、資機材運搬用のバケットが、長野県下水内郡栄村の山林付近に落下しました。

 その後、落下場所をヘリコプターから目視で調査した結果、長野県下水内郡栄村の山中でバケットを確認しており、現時点ではバケットが落下したことによるけが人の発生や、建物等への被害は確認されておりません。

 現時点では、ヘリコプターの副操縦士の誤操作により、修繕工事で使用した草刈機やファンヒータ、ウィンチ等を収納したバケットが、約100メートル下の山中へ落下したものと考えておりますが、今後、詳細な原因について調査し、二度と同じ事故を起こさないよう再発防止に努めてまいります。

 長野県や新潟県の皆さまをはじめ、多くの皆さまにご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

以 上

(注)洪水吐路
   河川増水時、ダムに貯まった水を下流へ流下する設備

◯添付資料