高江ヘリパッド 国、ダンプカー33台分の砂利搬入 過去にない多さ


この記事を書いた人 金城 美智子
建設に反対する市民らがプラカードを掲げ抗議行動する中、砂利を搬入するダンプカー=23日午前10時30分ごろ、東村高江の米軍北部訓練場N1地区ゲート前

 【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設で、沖縄防衛局は23日午前、ダンプカー33台分の砂利をN1地区ゲートから搬入した。ダンプカー11台が3往復した。これまでは10台のダンプカーが2往復する20台分がもっとも多く、今回が最多となった。

 建設に反対する市民ら約20人がプラカードを掲げ「帰れ」「工事をやめろ」などとシュプレヒコールを繰り返した。

 通称「N1裏」では建設に反対する市民らが22日に続き、新たなヘリパッドの建設が進むN1地区付近からH地区を結ぶ運搬道路建設先付近などの米軍提供施設区域内で、抗議行動を続けている。
【琉球新報電子版】