N1に砂利24台分、重機3台を搬入 高江、H地区で阻止行動へ


この記事を書いた人 金城 美智子
N1地区へ搬入される木材破砕用とみられる重機=27日午前10時31分、米軍北部訓練場のN1地区ゲート前

 【ヘリパッド取材班】米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設に向け、沖縄防衛局は27日午前9時25分ごろから10時40分ごろにかけてN1地区ゲート内へ資機材を搬入した。砂利を積んだダンプカーは延べ24台分を搬入した。また、重機3台も搬入し、このうち木材破砕機とみられる機械が1台、移動式クレーン(ユンボ)が2台だった。

 ヘリパッド建設に反対する市民ら約10人が、同ゲート前でプラカードを掲げ「これ以上基地を造るな」「工事をやめろ」などと抗議の声を上げた。

 通称「N1裏」テントでは同日早朝、市民ら約50人が集まって集会を開き、午前7時22分ごろからH地区のヘリパッド工事の阻止行動に向かった。
【琉球新報電子版】