伊良皆圧送魁皇が初V 読谷まつり闘牛大会


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古堅モータース大力を首力で押し込む伊良皆圧送魁皇(右)=23日、読谷村むら咲きむら闘牛場

 第19回読谷まつり闘牛大会(主催・読谷村闘牛組合連合会、読谷村まつり実行委員会、共催・琉球新報社)が23日、読谷村むら咲むら闘牛場で行われた。スピードのある攻撃牛と百戦錬磨のベテラン牛の対決として注目を集めたシーの一番は、ベテラン牛の伊良皆圧送魁皇が強靭(きょうじん)な首力を発揮し、古堅モータース大力の攻撃を封じ込め1分25秒で下して初優勝を飾った。

 序盤から、体力で勝る古堅モータース大力が伊良皆圧送魁皇に対して積極的に腹取り攻撃を仕掛けた。

 しかし、強靭な首力を持つ伊良皆圧送魁皇は防御に徹し、持久戦に持ち込もうと試みたところ、古堅モータース大力は急に戦意喪失して自ら敗走した。

 連勝同士の対決となったシーの二番は、島根県隠岐の島からのトレードで沖縄入りした怒虎為勝が、東昇アコーに強烈な腹取り攻撃を決め、圧勝で4連勝した。