プッシュバイク 全力疾走 幼児参加し初大会 宮古島


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
プッシュバイクで疾走する子どもたち=22日、宮古島市平良

 【宮古島】ペダルがない自転車のレース大会「プッシュバイクオキナワ2016」(県サイクルスポーツ振興協会主催)が22日、宮古島市平良の熱帯植物園子供の国広場で開催された。大会は2~6歳の子どもを対象に初めて開催され、57人が参加した。

 4~5人ずつのグループに分かれた子どもたちはプッシュバイクにまたがり、自分の足でコースを疾走。転倒する子もいたが、起き上がってまた地面を蹴った。家族から「頑張れ」の声が響き渡り、大にぎわいだった。

 5歳の部に出場した前里祐希君=市平良=は予選を1位でフィニッシュ。前里君は「自転車に乗ることが好き。1位になれてうれしかった」と笑顔で話した。前里君を含む息子2人を出場させた母のカンナさんは「(祐希は)家で自転車の練習をずっとしている。子どもたちが楽しんでいた」と目を細めた。

 同大会は11月から来年2月にかけて、久米島町(11月26日)と石垣市(12月10日)、恩納村(2017年1月14日)、糸満市(同年2月4日)で開催される。