稲穂 黄金色に輝く 立冬も夏日続く


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青空の下、天日干しした稲を取り込む農家の瑞慶村智昭さん=7日午後、金武町伊芸(諸見里真利撮影)

 米の産地として知られている金武町伊芸で7日、青空の下、収穫した2期作米がガードレールに隙間なく並べられ、稲穂が太陽を浴び黄金色に輝いていた。

 同日は二十四節気の一つ「立冬」。暦の上では冬の気配が現れるころだが、多良間村仲筋で29・3度、那覇市で27・7度を記録するなど、日中の最高気温が25度を超える夏日が続いている。

 天日干しした稲を取り込んでいた瑞慶村智昭さん(64)は「天気がいいので取り込みに来た。これから精米して食べる。今年は台風の影響で出来具合はまあまあかな」と話した。

 沖縄地方は8日も空気が乾燥する見込みで、沖縄気象台は、火の元、火の取り扱いに注意を呼び掛けている。