高江、ダンプ60台分搬入 市民抗議「基地、一生残るぞ」


この記事を書いた人 金城 美智子
機動隊員に手足をつかまれ、強制的に移動させられる市民ら=24日、米軍北部訓練場のN1地区ゲート前

 東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設で24日午前、建設現場の同訓練場N1地区ゲート前から、60台分のダンプ車両が建設現場に砂利などを搬入した。

機動隊員によって県道の端に囲い込まれ、通過するダンプ車両に抗議する市民ら=24日、米軍北部訓練場のN1地区ゲート前

 時折小雨が降る中、車両の通過を阻もうと座り込んでいた市民ら約50人は、機動隊員らに排除された。市民1人につき、3、4人の機動隊員が脇を抱えるなどして強制的に移動させ、その後県道の両端に囲い込んだ。

 市民らは「県道を汚すな。工事は今だけだが、基地は一生残るぞ」と、建設工事の中止を求めた。
【琉球新報電子版】