シークヮーサーが旬入り 沖縄 黄金色約700キロ初競り


この記事を書いた人 金城 美智子
黄金色に輝く沖縄のフルーツシークヮーサー

 北部地区のシークヮーサー農家約890人でつくるJAおきなわ北部地区シークヮーサー生産部会(具志堅勝会長)は13日朝、浦添市伊奈武瀬の沖縄協同青果で2016年度産フルーツ(生食)シークヮーサーの旬入り宣言をした。同日の初競りでは、約700キロが上場され、前年の初競りと同等の1キロ当たり300~350円の値で取引された。

フルーツシークヮーサーの旬入りを宣言する生産者ら=13日午前6時前、浦添市伊奈武瀬の沖縄協同青果

 式典で具志堅会長は「黄金色に輝くフルーツシークヮーサーはやんばる地域では老若男女に親しまれてきた。青果用の安定的な供給もできてきており、流通関係者の皆さんには販路拡大に協力してほしい」と呼び掛けた。
【琉球新報電子版】