県内観光客 76万7000人 10月、36ヵ月連続最高


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 沖縄県文化観光スポーツ部が18日に発表した10月の入域観光客数は、前年同月比10・2%(7万1100人)増の76万7900人で、10月としての過去最高を更新した。単月の過去最高を記録するのは36カ月連続で、前年同月の実績を上回るのは49カ月連続となった。

 10月は台風18号の接近で丸1日分の航空便の欠航があったものの、国慶節(中国の建国記念日)の連休に伴う旅行需要やクルーズ船の寄港増、世界のウチナーンチュ大会などのイベント効果で各方面からの入り込みが堅調に推移した。国内客の入域は前年同月比3・9%増の57万3200人、外国客は34・2%増の19万4700人で、ともに前年を上回った。

 寄港が伸びているクルーズ船で沖縄を訪れた外国客は、4月から7カ月間の累計が55万9300人に達し、2015年度1年間の50万6800人を早くも上回った。
 県は今後も引き続き順調に推移するとしている。