沖縄大交易会が開幕 国内最大規模、 食品商談に462社


この記事を書いた人 金城 美智子
「第3回沖縄交易会」で出展ブースで交渉するバイヤーら=21日午前10時すぎ、沖縄コンベンションセンター

 国内最大級の国際食品商談会「第3回沖縄大交易会」(同実行委員会主催)が21日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開幕した。出展企業は41都道府県から県外188社、県内73社の計261社、バイヤーはシンガポールや台湾、中国など15の国と地域から201社が参加した。

 オープニングセレモニーで小禄邦男実行委員長(沖縄懇話会代表幹事)は「プレ開催から実質、4回目の開催となり、多くの県産品、全国の特産品が沖縄国際物流ハブを活用して海外市場へ展開するようになった。国内最大規模の商談会として飛躍的に人気が向上している」とあいさつした。

 翁長雄志知事(代読・浦崎唯昭副知事)は「東アジアの中間地点に位置する沖縄の地理的優位性を生かした沖縄国際物流ハブの可能性を見いだしてもらいたい」と述べた。

 出展企業がブースを構えるコンベンションセンター展示棟では、22日までの2日間で個別・フリーの取引を含めて3千件以上の商談が行われる見込み。

 会場ではジェトロ沖縄貿易情報センターによる「ジェトロ食品輸出商談会in沖縄」と、沖縄総合事務局による「ジャパン スイーツ セレクション2016」も併催される。
【琉球新報電子版】