車輪に力、265人疾走 ぎのわん車いすマラソン


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一斉にスタートするハーフ部門の参加者=11日、宜野湾海浜公園前

 【宜野湾】「共走・共汗・共生、力いっぱい走り抜け」を合言葉に、全労済カップ第28回ぎのわん車いすマラソン大会(主催・同実行委員会、共催・宜野湾市、市教育委員会、市社会福祉協議会、琉球新報社、特別協賛・全労済県本部)が11日、宜野湾海浜公園を発着点に開かれた。ハーフマラソンは脊髄損傷の部で西田宗城選手(32)=大阪府=が3年連続、4度目の優勝を果たした。

 晴天の下、車輪をこぐ手に力を込め、レースを楽しんだ。リオデジャネイロ・パラリンピックにも出場した上与那原寛和選手はハーフ頸椎(けいつい)損傷の部で優勝した。

 県内外からハーフ54人、3・5キロ56人、1・5キロトリム155人の計265人が出場し、257人が完走した。完走率は97・0%だった。