ルーマニアワイン、沖縄にも本格上陸 旅行会社が初輸入


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台湾の高雄港経由で到着したルーマニアのワインと荷物の中身などを確認する沖縄地区税関の職員=18日、那覇新港の国際コンテナターミナル

 世界のワイン愛好家に人気のあるルーマニアワインが沖縄に本格上陸した。旅行会社のジャンボツアーズ(那覇市)が輸入元になり、6800本のワインを積んだコンテナが18日に那覇新港に到着した。2月からデパートリウボウで発売されるほか、ジャンボツアーズ本社でも販売する。

 沖縄地区税関によると、個人売買などを除き、沖縄にルーマニアワインが輸入されるのは貿易統計上初めてという。販売されるワインの醸造所は2005年創業の「ラチェルタ」で、赤、白、ロゼの9商品を販売する。ブドウの品種はカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーズ、ピノ・ノワール、メルロー、ソーヴィニヨン・ブランなど王道をそろえた。750ミリリットルで希望小売価格は2580~3980円。

 ジャンボツアーズは昨年4月に酒類販売免許を取得し、10月から空路でワインを輸入し、試験的に販売していた。