浮具の設置作業続く 辺野古新基地建設


この記事を書いた人 松永 勝利
浮具が設置される中、作業員らに抗議するカヌーと取り締まる海保のゴムボート=19日午前9時半過ぎ、名護市の大浦湾

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、19日午前9時半ごろ、海上で支柱の付いた浮具(フロート)を設置する作業を進めた。新基地建設に反対する市民らは抗議船やゴムボート、カヌーで抗議した。
 米軍キャンプ・シュワブでは午前8時半ごろ、工事車両用ゲートからクレーン付きトラック2台が基地内に入った。新基地建設に反対する市民ら約30人がゲート前に座り込み抗議の声を上げた。機動隊員数十人が市民らを排除し、工事用車両を通した。【琉球新報電子版】