11月観光客 最高65万人 客船寄港少なく外国客減


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄県文化観光スポーツ部が21日に発表した11月の入域観光客数は、前年同月比4・9%増(3万600人)の65万200人となり、11月としての過去最高を更新した。単月の過去最高を記録するのは37カ月連続で、前年同月の実績を上回るのは50カ月連続となった。一方、中国を中心とした大型クルーズ船の寄港回数が減少したため、外国人客数は2・8%減の11万200人となり、3年4カ月ぶりに前年を下回った。

 国内に関して、各旅行会社の旅行商品の販売状況が好調に推移しているほか、各航空会社が夏季からの航空路線の拡充を継続しているため、前年を超えた。4~11月までの累計は600万人を突破した。

 国内の方面別を見ると、東京が7・6%増の26万7100人、関西が5・7%増の10万4千人、福岡が5・2%増の7万1100人、名古屋が13・3%増の4万6100人だった。

 外国人客では、台湾が7・2%増の3万2600人、韓国が22・3%増の3万2900人、中国本土が26・1%減の1万6400人、香港が10・9%増の1万4200人だった。