【速報】オスプレイ撤退を 県民の怒り頂点 名護市で緊急抗議集会


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 【名護】名護市安部の海岸に米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが墜落した事故を受けた「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」が22日午後6時30分から名護市の21世紀の森屋内運動場で始まった。主催は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する政党や市民団体でつくる「オール沖縄会議」。

 県民が多数参加し、オスプレイの墜落やわずか6日後の飛行再開など、沖縄に寄り添わない政府の姿勢に抗議した。
 集会には翁長雄志知事や稲嶺進名護市長、国政野党の県選出国会議員6氏が出席。オスプレイの撤去や新基地建設の断念などを求める。
 集会は、22日午後に名護市の万国津梁館で開かれた「北部訓練場返還式典」に合わせて企画された。
 返還式典の会場周辺にも式典開始前から、ヘリパッド建設に反対する市民らが多く集まり、開催を批判するシュプレヒコールを繰り返した。
 一方、東村高江の米軍北部訓練場のメインゲート前には午前8時ごろから市民らが集まり、「露骨なアメとムチの政策で返還をアピールし、辺野古の新基地建設を強行する政府は許せない」などと怒りの声を上げた。