「健康美」で日本一 石垣出身の外間さん


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初のグランプリに輝いた外間博也さん=11月27日、東京都(外間さん提供)

 【石垣】健康的でバランスの取れた美しい身体を競う「ベストボディ・ジャパン2016日本大会」(同協会主催)のフレッシャーズクラス(18~29歳)で、石垣市出身で那覇市在住の外間博也さん(27)がグランプリに輝いた。外間さんは「目標の日本一を達成できてうれしい」と喜びを語った。

 同クラスは全国から予選を勝ち抜いた51人が出場。11月27日に東京都で大会が開かれた。姿勢やウオーキングなどの審査があり、上位15人が決勝へ進み、最終2人が残ったファイナルで前年王者を下して初優勝を飾った。

 外間さんは那覇市のトレーニングジムに勤務し、利用者の体づくりを指導している。小学生の時からスポーツに打ち込む中、「動ける体づくりとはどういうものか」と興味を持ったことが筋力トレーニングを続けるきっかけになった。

 それから「好きなトレーニングを仕事にしたい」と今の職場を選択し、利用者の健康的な体づくりを支援。今大会も「ボディビルとは違った健康的という観点に引かれ出場しようと思った」と振り返る。

 外間さんは「日常動作で筋力は必要。腰痛なども筋力の低下が原因だ。今後も関連の大会への出場を目指し、生活習慣病に苦しむ沖縄の人に体づくりの大切さを発信したい」と目標を語った。