海上フェンス付近で作業 辺野古新基地建設 ゲート前で30人抗議


この記事を書いた人 松永 勝利
砂浜付近の海上フェンスで何らかの作業を行う沖縄防衛局の作業船=31日午前9時30分すぎ、名護市の米軍キャンプ・シュワブ沿岸

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局は31日午前、米軍キャンプ・シュワブ沿岸の砂浜側と長島側の海上フェンス付近で作業を実施している。波や風で切れたり緩まったりしているロープの補修か、30日に続いて緑色のネットの取り付け作業を継続しているとみられる。砂浜では大型クレーンがフロートをつり下げ、並べ直す作業をしている。
 建設に反対する市民らの抗議船とカヌーは長島付近などで抗議している。
 一方、米軍キャンプ・シュワブのゲート前では市民ら30人が工事車両用のゲート前で座り込んでいる。午前8時ごろにクレーンを積んだ大型トラック1台とトラック3台の計4台が同ゲートから基地内に入った。【琉球新報電子版】