答えのない問いに対して子どもたちが語り合う「哲学対話」の特別授業が24日、沖縄市の室川小学校と浦添市の前田ユブシが丘児童センターで開かれた。進行役は新報小中学生新聞「りゅうPON!」の連載「てつがくカフェ」に登場するコーノくん(河野哲也・立教大教授)らが務めた。児童たちはいろいろと考えを巡らせながら、真剣に耳を傾けた。
室川小では6年生47人がうそや優しさについて、相手の発言を尊重しながら語り合った。平良咲都君(11)は「このような話はすることがないのでいい経験になった」と述べた。屋宜英樹教諭は「児童の意外な一面も見られた。他の先生にも紹介したい」と述べた。ユブシが丘児童センターでは、児童8人が自分たちで選んだ絵本を題材に語り合った。
25日午後2時から那覇市天久の琉球新報社で第3回りゅうPON!てつがくカフェを開催する。参加無料で当日受け付けも可能。
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