伊計島のヘリ不時着現場視察 県議会軍特委


この記事を書いた人 松永 勝利
県議会米軍基地関係特別委員会の議員らに当時の様子を説明する玉城正則伊計自治会長(左)=7日午後1時すぎ、うるま市与那城の伊計島

 【伊計島=うるま】うるま市与那城伊計島農道への米軍ヘリ不時着を受け、県議会米軍基地関係特別委員会の仲宗根悟委員長ら12人は7日午後1時、視察で不時着した現場を訪れた。玉城正則自治会長から当日の様子や被害状況などの説明を受けた。視察後、住民との意見交換会も開き、農漁業、観光業関係者らが出席した。
 視察には玉城自治会長のほか、不時着現場のすぐ脇で市特産の黄金イモを栽培する農家も参加した。視察後、仲宗根委員長は現場がホテルや住宅地から近かったことについて「信じられない。基地が無くなればいいが、最低限(島民に)不安のない訓練をお願いしたい」と記者団に話した。【琉球新報電子版】