150人以上が抗議 辺野古新基地建設


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大浦湾に投下されるコンクリートブロック=8日午前9時45分ごろ、名護市の大浦湾

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で沖縄防衛局は8日午前、大型コンクリートブロックを大浦湾の臨時制限区域内に投下する作業を実施した。基地建設に反対するカヌー14艇、抗議船2隻、ゴムボート1隻は「ブロック投下やめろ」「海を壊すな」と抗議の声をあげた。

 一方、米軍キャンプ・シュワブゲート前では、新基地建設に反対する市民ら約150人以上が集まり座り込んで抗議した。コンクリートブロックが海に投下されたことについて、ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「この闘いはどんなことがあっても持続していくことが必要だ。抵抗するからこそ変化の兆しがみられる」と語った。
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