外国人の雇用、沖縄も過去最多に 16年10月は1279事業所、21%増


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 沖縄労働局は9日、2016年10月末現在の沖縄県内の外国人労働者数が5971人となったと発表した。外国人を雇う県内事業所数は1279カ所で、07年に外国人雇用状況の届け出が義務化されて以降、いずれも過去最高を記録した。

 労働者数は前年同期比1073人(21・9%)の増で、事業者は同222カ所(21・0%)の増だった。労働者数のうち国籍別では、ネパールが1610人で全体の27・0%を占めた。香港などを含む中国が890人(14・9%)、フィリピンの838人(14・0%)が続いた。

 在留資格別では、資格外活動の留学が2083人(34・9%)で最も多く、永住者など身分に基づく在留資格が1644人(27・5%)、専門的・技術的分野が1474人(24・7%)となっている。

 産業別ではビルメンテナンスなどのサービス業が最多の977人(16・4%)で、宿泊業・飲食サービス業が932人(15・6%)、コンビニなどの卸売業・小売業が778人(13・0%)。

英文へ→Okinawa records largest number of foreign workers