沖銀、2期ぶり減収減益 貸出金利息が減少 16年4~12月期


この記事を書いた人 松永 勝利

 沖縄銀行(玉城義昭頭取)は9日、2016年4~12月期連結決算(対象子会社6社)を発表した。マイナス金利による利回り低下など収益環境の悪化により、貸出金利息収入が減少し、売上高に当たる経常収益は前年同期比1・2%減の380億7900万円となった。経常利益は与信費用が減少したものの19・9%減の72億4400万円、純利益は14・3%減の47億8300万円と2期ぶりの減収減益となった。
 銀行単体の経常収益は0・6%減の285億3100万円、経常利益は22・9%減の61億3300万円、純利益は17・0%減の42億6500万円だった。本業のもうけを示すコア業務純益は28・4%減の59億2600万円だった。連結と同様、2期ぶりの減収減益となった。【琉球新報電子版】