ピースオブケイク代表の加藤貞顕CEO(左)、UUUM代表の鎌⽥和樹CEO。
出典:ピースオブケイク
メディアプラットフォーム「note」を運営するピースオブケイクと大手YouTuber事務所のUUUMは7月12日、資本業務提携を締結した。UUUMを引受先とした第三者割当増資を実施する。UUUMの出資金額は非開示。なお、note広報は、連結対象ではないと回答している。
両社の提携を通じて、それぞれの得意領域を生かしながらクリエイターが活躍する場やサポート領域の拡大を目指していく。
業務提携の第1弾として、noteで活躍する3名のクリエイターのグッズをUUUMのオンラインストア「MUUU(ムー)」で販売する。販売開始時期については、目下調整中で「できるだけ早い時期に」(ピースオブケイク広報)というステータスだ。
グッズ販売は業務提携の最初の一歩だが、構想自体は当然、もっと広がりをもたせたものになっている。
資本業務提携の狙いの中には、UUUMのクリエイター、noteのクリエイターそれぞれが、両社のプラットフォームに活動の場を広げ、それぞれにサポートしていくことを想定している。
出典:ピースオブケイク
資本業務提携に至った理由として両社は、ピースオブケイクとUUUMのミッションの価値観が共有できる、近しいものであることを挙げる。
ピースオブケイクは、「価値観を共有できる私たちは、パートナーシップのもとで、あらゆるクリエイターの創作活動を助け、発信できる場をつくり、活動の後押しを強化していく」としている。
(文、写真・伊藤有)