私のTwitter史と、雑感、利用法を紹介してみる

最近読んだ、
Followersも2300人になったのでそろそろ俺的Twitterの使い方をまとめておく - ミームの死骸を待ちながら
僕のtwitter STYLE - 技術教師ブログ
が、面白かった。
Twitterは、ゆるさをうりとしているので、ユーザそれぞれで、その関わり方や使い方が随分と異なる。他のユーザのTwitter雑感が知ることができて、大変面白いと思ったので、私のTwitter雑感について、ちょっとまとめてみようと思う。

Twitter

まずは、私のTwitter史について。
私は、現在のTwitterとの付き合い方に至るまでに、結構遠まわりをしているほうだと思う。なので、いまTwitterにのりきれてない人でも、何かをきっかけに、一気にTwitterを楽しめるようになるかもしれない。そんな私の経験を紹介する。

2008年4月。この頃はホットエントリーに上がる記事を読むのが楽しくて、定期的に話題に上がるTwitterに興味があった。Twitterのゆるさに惹かれ、軽い気持ちでコミュニケーションできたらいいな、と、友人を誘って始めた。また、軽い気持ちで有名人もフォローしていた。なので最初の頃はリアル知人とやりとりするか、有名人のサブブログ的なものを見るだけの場だった。これから1年強は、f/fが30人程度を維持していて、Twitterは自分の中で巡回サイトのひとつとして扱っていた。
2009年3~5月。就活生だった私は、文章を書くということに興味を持ち始めていた。この頃は不定期ながら当ブログに長文記事を書いていた。各方面から反応がもらえたりして楽しかったけれど、記事一本に2~3時間かけるのは相当の負担があったので、軽い話題はTwitterに書くようになってきた。扱う話題も、日常や内輪なものから、一般的なものの割合が増えてきた。
2009年6月。この頃から、Twitterで知らない方からreplyをもらう頻度が増え出した。また、知らない人に自分からreplyを送るのも抵抗がなくなってきた。この頃までは、本当に発言が面白い*1と思うような人しかfollowしていなかったのだけど、follow3桁で見える世界というのに興味を持ったので、お気に入りユーザのお友達、みたいな人をフォローするようになった。f/fは200/100くらいになった。
また、@HanaUsagi1729と、@heis101の両名を知ったのが、とても大きかった。日常postや感情postではなく、思考や考察を議論する*2彼らのつぶやきが私にとって興味深く、彼らとやりとりすることが、Twitterの付加価値を一気に引き上げた。
2009年7月からは、ほぼ今のスタイルと同じようにやっている。1日4,50post、長文多め、現在のf/fは、1100ずつくらい。自らフォローは少なめ、フォロー返しはする方針なので、f/fは緩やかに増加を続けている。http://twittercounter.com/key_/all

……と、こんなわけで、割とオープンに書くようになった時期だけで見れば、Twitter歴はまだ半年にも満たっていない。

Twitter5W1Hで書く

Twitterの価値観と利用法については書きたいことが山ほどあるし、書ききれないこともたくさんあるけれど、とりあえず適当に『現状』を書き出してみようと思う。
何か指標となるテンプレが欲しいので、5W1Hで。

  • What なにをつぶやく?

私は、読んでて価値があるなあ、と思わせられるようなつぶやきをすることを心掛けている。価値のあるなしなんて、その人の価値観次第なんだけど、もう一人の自分が喜ぶかどうか、未来の自分が読み返して面白いと感じるかどうか、を基準としている。
なので、「おなかすいた。」とか、「さむい。」とか、そういうつぶやきは退屈なのでしない。おなかすいた、のひとつにしても、「これこれこういう状況でおなかすいたけど、朝はこれを食べたから今はこれ食べたい。」なんてふうに、意味を込める。なにか詳細な情景を描写すると、その人の個性が出て面白くなる。これはまた、私のpostが長文になりがちな理由でもある。一言ネタのように、簡潔なほうが美しい場合でない場合は、長文になりがちだ。
ほかには、価値観や物事の考え方について、断言することがある。これは誰かを想定して言いかけているということはまずない。大体の場合は、自省宣言のようなものだ。
また、価値観や物事の考え方を追い、自己観念を確認したり、どんどん更新したりすることがある。ブログでやるべきの分量を語ってしまうこともあるが、思考の途中に他者からの意見を頂き、それによって予想もしないほうに考え方が転がり、Twitterであるからこその、思考の変化が生ずる。これが楽しい。

  • When,Where いつ、どこで、つぶやく?

時間、場所は問わず。年中無休、二十四時間営業。
基本的に私の行動範囲は全て無線LAN完備なので、MacBookでつぶやくことがほとんど。場所というのを、どの発言フォームで、と読みかえるとしたら、夜フクロウでつぶやいている。Web(Safari)→TwitterPod→Tweetie→夜フクロウと移行した。ウィジェットのクライアントも一時期入れてたが、利用した記憶はあまりない。夜フクロウにはタブ分けできるのが決め手で移行した。ショートカットキーも便利。けれど、まだ試していないクライアントは多い。
無線LANがないorMacBookが無い場合は、ケータイで。モバツイッターでつぶやいてる。iPhoneユーザではない。モバツイッターは主に外出のときにつぶやく。主に旅行、観光なんかするときは、携帯のカメラで写真を撮って、それを添付してつぶやくことが多い。携帯の文字入力はしんどいので、文字数は少なめになりがち。誰かといるときは、あまり携帯を触りたくないので、つぶやきの頻度も低下する。

  • Why なぜ、つぶやく?

自分の中の考えや価値観を文字としてまとめて自己確認するため。
現状の自分をログとして残すため。
それから、Whatの項にもあるが、自分の考えを曝け出すことで、他者から意見を頂き、それに影響されて、自分の価値観を変化、更新させるため。

  • Who だれと、つぶやく?

f/fが1100人程度なのだけど、そんな規模の情報とどう付き合っているか、という点について。
まず、お気に入りの人たち*3とのやりとりがとても多い。中には片想いの人もいるが、よく意見を交わし合ったり、仲良くさせていただいている。このお気に入りメンバーは、固定化はしておらず、かなりゆっくりだが、少しずつメンバーをいじり続けている。一時期は未読がたまりすぎて大変だったので、ある程度追いかける人数を減らした。今のバランスくらいがよさげだと思っている。
それから、リアル知人を30人ほどフォローしている。皆ライトユーザなので、読むのはあまり負担にならない。こちらでは、ゆるいコミュニケーションを楽しんでいる。
また、replyやReTweetを頂いて、何か感じることがあったら、返事を書く。よくreplyをくれるユーザがいる。よくReTweetしてくれるユーザがいる。よくfavってくれるユーザがいる。皆、大変ありがたい。Twitterを続けるうえで、たいへん励みとなる。

  • How どうやって、つぶやきを読む?

どうやってつぶやくかは、When,Whereの項に書いたので、ここでは、普段どういうpostを選別して読んでいるかを書く。
まず、自分宛てのreply等は最優先で読む。それから、お気に入りユーザの未読を消化する。これに関連する意見を書いたりするだけで、一日に二時間くらいかかる。私がTwitterに費やす時間のほとんどは、自分がpostしている時間か、これらのpostを読む時間にあてられる。なので、見た目のf/f数とは裏腹に、かなりの少人数の中で楽しんでいることになる。
では、残りの1000人強はどういう機会に読むのか。ひとつは、テレビ番組におけるCMのような感覚で、ざっと流し見するということがある。Twitterはリアルタイム性が強いので、様々な興味を持った人が今をつぶやくことで、今まさに話題になっていることについて、かなりの早さで知ることができる。また、特定のキーワードでTimeLine検索することで、そのキーワードについての最新情報を得ることができる。私は知人でもない人の日常postに興味がないほうではあるけれど、全く知らない人の日常に検索をかけられることには、とても価値があると感じている。そういう雑多な情報を集めるだけならば、http://pcod.no-ip.org/yats/me*youを使うのもありかもしれないが、流行りのキーワード自体を得るためには、やはり慣れたクライアントでざっと流し見するのがよい。

Twitter関連サービス

Twitterの楽しさは、関連サービスを使うことで増幅される。その中でも特に私に影響を与えているサービスを3つ紹介する。

favというシステムにより、クリックひとつで、ポジティブな感情をpostに贈ることができる。そしてふぁぼったーというサービスが、他人から頂いたfavを可視化してくれる。プラスの感情を浴びられると、その場がとても楽しくなる。つぶやきくモチベーションを膨らましてくれる。
私は、一日に何度もふぁぼったーを覗いてしまう。ポジティブな反応を得られるのが嬉しい。

ちなみに、私がfavつける基準について最近postした。

私のfavの基準は・自分の視点を拡げてくれるようなもの・自分も考えてたことをより分かりやすく書き出されたもの の2つ。で、お気に入りのページは『私の好きなpostコレクション』として扱えるようになっている。けれど、これだと、replyするほどじゃないけどありがとう、が表現できない。
お気に入りpostコレクションは、後から見返してニヤニヤできるようなものがいい。だけど、ありがとうfavができない。だから、この役割をtumblrにもたせる、というのが一つの解決策となる。では、なぜそれをしていないかというと、やっぱり面倒だから。

というわけで、tumblrTwitterにうまく融合させるべきなのかなあ、なんて、ぼんやりと思っている。

ユーザのTwitterに関する色々な数値を見れるサービス。本来は、何らかの計算式でスコアを算出してそれを楽しむというものなのだが、私としては、テキスト量、f/f比、ふぁぼられ率の確認のために利用している。
"長文ったー"を自称する私としては、テキスト量は気になる数値だ。大体90~130ぐらいのレンジにおさまる。テキスト量を確認しているとはいえ、無理に伸ばしたり、減らしたりしようということはない。眺めてて一番変化のある数値なので、その変化の要因を予測したりするのが楽しいだけなのだ。
f/f比、ふぁぼられ率は、目標値を定めて、それに近づくのを眺めることで、モチベーション維持の足しにしている。
f/f比は目指せ1.00倍、ふぁぼられ率は目指せ100%。特にふぁぼられ率は、最初の1年ぶんの発言は全くふぁぼられていないので、マイナスからのスタートのようなものだ。ここ4ヵ月では、100%を越えていると思われ、徐々に、上昇している*4

つぶやきをログとして自動で保存してくれるサイト。過去のつぶやきに検索をかけることができるので便利。
誰とreplyを何回交わしたかのカウントを確認できるのがちょっと面白い。
私のアカウントのログはこのようになっている。きぃ(@key_) - Twilog

気が合ったらFollow me!

とまあ、こんな感じで、私のTwitterとの付き合い方を語ってみた。元々語りたかった大事な要素を忘れているような気がしないでもないが、ひとまとまりの分量が書けたので、とりあえずここで締めておく。
Twitterとの付き合い方は人それぞれだけど、共通する部分が多ければ、面白く感じるフォロワーも共通してくるかもしれない。逆に、自分とは異なる視点から、新たな楽しみを見つけられるかもしれない。この記事が、あなたのTwitterライフに、少しでもよい影響が与えられたら幸いだ。

最後に、私のアカウントはこちら。きぃ (@key_) | Twitter 興味がありましたらフォローどうぞ!

*1:僕のtwitter STYLE の記事における、名言ツールとしてのツイッター が近い

*2:僕のtwitter STYLE の記事における、議論も楽しいツイッター が近い

*3:現在29人。日常post、内輪話少なめ、長文postが面白い人が多い。私のmyfavoriteリスト参照。

*4:現在は61.5%