トランステクノロジー、Picasaから携帯電話で画像をダウンロードするデジタルフォトフレーム


TRANSGEAR TGP-701MG

 トランステクノロジーは、Picasa内の写真を携帯電話経由で表示できるデジタルフォトフレーム「TRANSGEAR(トランスギア)TGP-701MG」を12月22日に発売する。価格は1万3,860円。

 携帯電話を本体装備のUSB端子に接続、「MagicSyncボタン」を押すと、自動的にPicasaから写真をダウンロードするデジタルフォトフレーム。

 ただしPCでのPicasaへのアップロード時に、専用アプリケーション「Magic PostCard」を使う必要がある。Magic PostCardはPicasaへのアップロードと同時にリサイズも行なう。また、アップロードを知らせるメールをTGP-701MGに送信。TGP-701MGは接続された携帯電話の電話番号を読み取り、携帯電話とアドレスが共通のメールを受け取ると、メールに記された内容に沿って写真をダウンロードする。

 ダウンロードする写真のサイズは、フォトフレーム側で設定が可能。トランステクノロジーでは、「高齢者でも簡単に、離れた場所から瞬時に写真を受け取れる」としている。

 対応する携帯電話は、au、ソフトバンク、ドコモのスマートフォンを除く3G携帯電話。

 なお、コンテンツダウンロードシステム「MagicSync」は、すでにビクターのオーディオコンポ製品で採用例があるという。また、携帯電話から写真をサーバーにアップロードする携帯アプリ「Magic PostCard for Mobile」(仮称)も無償で公開する予定という。

 液晶ディスプレイは、LEDバックライトの7型800×480ピクセル。内蔵メモリーは1GB。Motion JPEG、MP3、WMAなどの再生も可能。SDHCメモリーカード、メモリースティックデュオ共用スロットを備えており、メディアからの再生にも対応する。

 本体サイズは220×155×28mm。重量は400g。リモコン、USBケーブル3本(au用1本、ソフトバンク用兼ドコモ用1本、PC用1本)が付属する。

 トランステクノロジーでは、MgicSyncをSDKとしてデジタルフォトフレームメーカーに提供する予定。また、MagicSync搭載のデジタルフォトフレームについて、OEMまたはODMを行なうという。




(本誌:折本幸治)

2009/12/17 14:52