衝突事故直後、現場で缶ビールを飲み始める

自動車 社会 社会

12日未明、広島県広島市西区内の市道で、交差点を進行していた乗用車と軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。軽乗用車を運転の女性が軽傷。乗用車を運転していた男は飲酒運転とみられるが、警官の前で缶ビールを飲み始めたために逮捕された。

広島県警・広島中央署によると、事故が起きたのは12日の午前1時30分ごろ。広島市西区大芝3丁目(N34.25.9.1/E132.27.47.4)付近の市道で、交差点を進行していた乗用車と軽乗用車が出会い頭に衝突した。

双方の車両は中破。軽乗用車を運転していた同区内に在住する21歳の女性が頚部打撲などの軽傷を負った。乗用車を運転していた安佐南区内に在住する男と、同乗していた男2人は事故直後から現場で缶ビールを飲み始め、警官の聴取を拒否。さらには怒鳴り続けるなどの威嚇も行った。

警察では男たちが現場で飲酒を行い、飲酒運転の隠蔽を図ったと判断。運転していた男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕した。

現場は信号機の無い交差点。調べに対して男は「喉が渇いたので缶ビールを飲んだ」、「飲酒運転はしていない」などと容疑を否認しているという。警察では通報した近隣住人や、事故の被害者からも事情を聞き、署員が現場に到着するまでの行動についても調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース