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179108 journal

SS1の日記: ガラパゴスではじまった一年 1

日記 by SS1

今年は,「ガラパゴス」で,はじまった一年だった・・・ いや。私の日記が,ってだけの話ですが。

んまあ,たいしたこと書いたわけじゃないんで。あれなんですが,けっきょく恐竜化した産業が市場から退場させられる時に,どのような政策をほどこすべきなのか。というところがポイントなのかな。と,単純に保護延命すればゾンビ化するし,市場規模に変化がないところに単純な自由市場化を導入すれば,小泉時代のように一時的なバブルはおこせるでしょうが,そのあとは供給過剰とリスクの労働者への転嫁によってワープア化が進むだけのように思える。そもそも,この20年の間に,可能な範囲は自由化しまくってるわけで,あとは農業と移民だけなのよね。

こないだ読んだ『イノベーションのジレンマ』は,大企業がだめならベンチャーすればいいじゃない。という話だったんですが,こないだのホリエモンの判決のように,ベンチャービジネスはIPOという出口を塞がれて行き場を失ってしまっています。

こないだの事業仕分けもけっきょくグダグダになってしまいましたが,科学技術予算もその出所。つまり省内予算枠でごたごたするのに終始してたかんじ。たとえば地震関連ならもっとけずれそうなところだけど国交省だからか,あまり減ってなかったり。文科省は,高校生の学費の分だけ削る必要が発生したわけで,このあたりはいままでの単年度省別のこれまでの予算折衝とちがいがでなかったなと。

来年は良い年になりますように・・・

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  • by Anonymous Coward on 2009年12月30日 12時42分 (#1695903)

    別にExitはIPOだけじゃないでしょ。売ってもいいし。

    そもそも、ベンチャーだからって大掛かりな博打が必須ってわけじゃない。
    特にソフトウェアならコストが圧倒的に少ないんだから、地味にコツコツと
    やっていけるよ。それでも良いじゃないか。

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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