忘年会シーズンもたけなわ、頑張れ俺。酔い潰れないためには飲まないのが一番ですがそうはいきません。ウコンの力、ヘパリーゼ、酒豪伝説など「呑まれる前に飲め」系のドーピングに頼るのは最終手段。翌朝すっきりしたいなら、せめて色の薄いお酒を飲むようにしましょう

米ブラウン大学の発表予定の研究結果によると、お酒の種類によって二日酔いの症状や重症度に差があったそうです。実験の詳細はネタ元でご覧頂くとして、中でも目を引いたのは「ウォッカとバーボンではバーボンの方が二日酔いの症状が重い」という一文です。二日酔いの症状がどのように変わるか、理由も踏まえて以下のように分析されています:

 

全般的に、バーボンを摂取した被験者の方が、ウォッカを摂取した被験者よりも気分の悪さを報告した。また、頭痛、吐き気、食欲不振、喉の渇きといった二日酔い症状の重症度を測定する尺度でスコアが高くなった。

バーボンとウォッカで二日酔いの症状が違った理由の候補として、毒性化合物(アセトン、アセトアルデヒド、タンニン、フルフラールといった有機分子)がバーボンにはウォッカの約37倍含まれていることをRohsenow教授は指摘する。教授によると、蒸留酒を判別する便利な目安として、液体が透明なほどこれら毒性化合物の含有量が少なくなるという。

一説によるとアルコール分解時に発生するアセトアルデヒドの毒性によって引き起こされるのが二日酔いとのことなので、なるほどといったところでしょうか。

二日酔いの朝にBLTサンドを食べるのは効くという説は過去記事でご紹介しましたが、二日酔いを一発で治す解消方法や二日酔い予防策をご存知ですか?新年会で失態を見せる前に、ぜひ教えてください。

Dark Liquor Makes for Worse Hangovers [Wired]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:kiki)