思っていた以上に、スリリングな体験でしたね。
江戸川競艇の方に「キャンペーンやってるから来ちゃいなよ」(※脚色過多)と誘われたので、競艇初体験してきたんです。今まであまり馴染みがなかったので、競艇場に近づくことはなかったんですが、意外にもカジュアルな雰囲気で、一応まだ若者のボク(大野)でも親しみ安い印象を受けました。それに、まず驚きです。なにしろ、江戸川競艇の入り口では、映画『大魔神』の魔神像(左)、武神像(右)がお出迎え。
この二体は1966年の角川映画『大魔神』を元にした4.7mもある巨大な像です。
魔神(左)は平和を脅かす者を許さない恐い役割で、武神像は温かく平和を見守るということになっているみたいですね。建物はとても新しいのですが、実は昭和レトロをテーマにしていると広報の方は仰っていました。
では、中に入っていってみましょう。
入場口をくぐり抜けると、ステキなお姉さんがインスタントくじをくれました。
年末大感謝祭だそうで、ハズレなしで、いろんなプレゼントと交換してくれるのだそうです。メインキャラクターは和田アキ子さん。競馬にパチンコ、賭け事好きだもんなぁ、このお方は。
ちなみに、プレゼント交換所は建物の奥にあるので、まずは入り口からぐるりと見学して行きました。
中に入ると見えてくるのは建物のテーマである昭和レトロな内装。博物館のように飾ってある昭和ホーロー看板にすぐ目がいってしまったんですが、これらの看板はもちろん当時の本物!
そして、まだ驚く事なかれ。なんと『男はつらいよ』のポスターが全48枚ずらーーっと展示されているんです!
僕は昭和生まれですが『男はつらいよ』を見たことがありません。でも、頭上に位置するポスターを眺めていただけですが、寅さんの笑顔に心が和んだ気がしました。
さて、お待ちかね、競艇に来たからには舟券を買わなきゃやってられませんよね。周囲の助言を鵜呑みにした予想は1-2。無駄に同行していたプロデューサーの長田さんが、2連単の100円ベットです。
「これ当たったら、俺、ハワイ行くんだ(永住の意)」なんて言ってたとか言ってないとか。ま、そんな戯言はさておき、当たるかな!?
こちらがそのレースの様子です。この江戸川競艇は全国で唯一の一級河川を使用している競艇場なので、レースは普通の川(中川)で行われます。なので、レースの合間に一般の航行船が通ることもしばしば。その際には一旦休憩です。
ちなみにレースで使われるボートは、競艇場からランダムで貸し出されるため、選手がカスタマイズできる部分はプロペラだけなんですって。そのプロペラも選手によって微調整具合が違うので、予想にも反映されるそうですよ。深いなぁ。
さて、気になる長田さんの舟券ですが...残念ながら外れちゃいました。でも、水上競技だけあって、やっぱり熱いですね! モンキーターンですよ、ほんと。
そしてそして、江戸川競艇でしか見られないハズレ券の捨て方があるんです。それがこのヤギロボット「マッシロー」を使ったリサイクル方法。この動画を見ていただきたいんですが、ヤギの口元までハズレ券を持って行くと、むしゃむしゃと食べてくれるんです。これでは舌の上で引っかかっているようですが...かわいいですね。
その後、忘れてはならない入り口でもらったインスタントくじを交換しに行きました。今回は、残念ながら4号艇賞。商品はレトルトカレーです。もちろん、おいしくいただきましたよ。
ちなみに、特別に見せてもらった1号艇賞はこちらのけろけろけろっぴのストラップ。2号艇賞はけろけろけろっぴのボールペンです。懐かしすぎるよ、けろけろけろっぴ...。
今回初めて競艇場に入ったんですが、若い人が入っても違和感がないところでした。競馬だけじゃなく、競艇もおもしろいですね。
(大野恭希)