自転車で道を塞ぎ、クルマを強奪

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11月28日未明、福岡県久留米市内の市道で、27歳の男性が見知らぬ男に顔面を殴打され、乗用車を奪われる事件が起きた。男性は車道に放置されていた自転車を除去しようと降車しており、警察では男がクルマを強奪する目的で自転車を置いたとみている。

福岡県警・久留米署によると、事件が起きたのは11月28日の午前0時50分ごろ。久留米市大石町(N33.18.39.9/E130.29.43.7)付近の市道を同市内に在住する27歳の男性が乗用車で走行していたところ、前方の車道部を塞ぐように放置されている自転車を発見した。

男性はこれを除去しようとクルマから降りたが、近くに潜んでいた覆面姿の男が飛び出し、クルマの運転席に乗り込もうとした。男性はこれを制止しようとしたが、逆に男に殴られて転倒。男はこの隙にクルマを急発進させて走り去ったという。男性は打撲などの軽傷を負っており、警察は強盗傷害事件として捜査を開始している。

現場は片側1車線。警察では男がクルマを強奪する目的で、放置した自転車で足止めを図ったものとみている。

《石田真一》

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