【1月23日 AFP】「ハロー、ツイッタバース(Twitterverse)!国際宇宙ステーション(International Space StationISS)から初めて生でツイートしています。また書きます。質問をお待ちしています」――。ISS滞在中の米国人ティモシー・クリーマー(Timothy Creamer)飛行士が22日、宇宙から初めて、「助け」を借りずに直接ツイートした。

 NASAによると、今週ソフトウエアが更新され、ISS滞在中の飛行士はNASAが「究極の無線接続」と自負する新通信システムを利用して、ウェブにアクセスできるようになった。クリーマー飛行士はこれを使って直接つぶやいたのだ。

 これまで宇宙から発せられた「つぶやき」は、実際には宇宙飛行士が電子メールで地上に送り、サポートスタッフがツイッターへの投稿を代行していた。

 今回のシステム更新により、飛行士らは私的な通信を直接できるようになり、長期ミッション中の生活の質が向上するとNASAは説明している。

 同じくISSに滞在中の野口聡一(Soichi Noguchi)さんとコマンダー(指揮官)のジェフ・ウィリアムス(Jeff Williams)さんも「@NASA_Astronauts」にツイッターのアカウントを持っている。(c)AFP

【参考】「@NASA_Astronauts」(野口聡一さんの書き込みもあります)