「爆発音の後に光」 商船三井の損傷タンカー乗組員
商船三井は29日、国土交通省で開いた記者会見で「爆発音がした後、右舷側の水平線上で光を見た」とする乗組員の証言を明らかにした。
同社は破損した右舷側の船室ドアや食堂を撮影した写真も公開。破片が内側に散乱していることなどから、外部からの攻撃の疑いがあるとする見解を改めて強調した。
同社の日比野雅彦・タンカー安全管理室長らによると、証言した乗組員は船体後部の居室から左舷側の甲板に出た際、同右舷側で爆発音を聞き、その後、船体中央の右舷側の水平線上が明るくなったのを目撃。爆発音は1回だったという。
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