ほとんどの人にとって、自分の外側、つまり家の中や周辺が散らかっていると、自分の内面も落ち着かないのではないかと思います。いらない物や使わなくなった物を、誰かにあげたり捨てたりしてゴッソリ処分すると、家の中だけでなく心の中までスッキリします。

ですが、物を片付ける時に一番悩ましいのは「どれを取っておいて、どれを捨てるのか?」ということ。そんな時は、以下の9つの質問を自問自答してみてください。きっと、最後の決断の役に立つと思います。

1. これってまだ使えるの?

使えないような壊れた物を、後生大事に取っている訳ないじゃないか! と思うかもしれませんが、意外と、動かない物や修理できない物を、そのまま置いていることはあるものです。新しい目覚まし時計を買ったのに、なぜか壊れて動かなくなった古い目覚まし時計も未だに取ってある、なんてことはありませんか?

 

2. 壊れたり無くなったりしたら、他の物でも代用できる?

答えがノーなら必要な物です。ちょっとでも考えるようなら、もしかしたら必要ないのかもしれませんよ。

3. いつか使うだろう...今まで使ったことある?

すごく大きなお皿や、お客さま用のちょっと良い食器類、小さな花瓶など、いつかの時のための物は一体いつ使うんでしょうか? グラスの予備もそんなに必要ですか?この機会に選抜してみてはいかがでしょうか?

4. それって取ってあるの?

買ってすぐに何度か使っただけのバスグッズ、デザインに惹かれて衝動買いしたけど、結局デスクのオブジェと化しているステーショナリー、それって多分、もう使わないですよね?

5. ちゃんと役に立ってる?

おしゃれキッチングッズなんかに多いと思いますが、本当に機能的に役に立っているのか考えてみてください。

6. もう新しいのを使ってるよね?

携帯電話やパソコンなどにありがちだと思いますが、壊れて新しい物を買ったのに、データの処理などの問題で、古いモデルやバージョンの物も捨てずに取ってあったりしませんか? 取っている割に、結局その中のデータを使っていなければ、意味が無いです

7. きちんと置いてあることに騙されてない?

今はもうあまり無いかもしれませんが、実家にある百科事典など、あまりに整然と本棚の中に鎮座され過ぎていて、それを無くすことすら頭に浮かばないような物はありませんか? きちんと置き場所に収まっているからといって、それが必要な物だとは限りません

8. 思い出の品で本当に思い出に浸ってる?

これも実家に多いかもしれませんが、子どもの頃にもらった賞状やトロフィーなど、それを見て当時を思い出すことはありますか? それに、大人になっても取っておきたいような、素晴らしい成績のものばかりではないですよね...。旅行に行った時にもらってきた観光地のリーフレットなども、もう一度見返すことがあるか、よーく考えてみましょう

9. 今まで一度でも使ったことはある?

プレゼントや贈り物でよくあるのは、もらったはいいけど使わない(使えない)物です。今までずっと手元にあったのに使わなかった物ですから、この先数週間以内に使わない場合は、潔く手放してしまいましょう

かなり耳の痛い質問ばかりですね...。しかし、これでかなり家の中がスッキリするはずです。本気で片付けたいと思っている人は、ぜひ試してみてください。

Nine Quick Tips to Identify Clutter [zen habits via BoingBoing]

Kevin Purdy(原文/訳:的野裕子)