上の画像、1987年に公開された『プレデター』のアーノルド・シュワルツェネッガーですが、一方がオリジナル版、一方がリマスタリング版の『プレデター:Ultimate Hunter Edition』です。左右どちらがリマスタリングされたものかおわかりでしょうか?
答えは右側です。見比べると、左のシュワルツェネッガーの方が、きめが粗い感じがするものの陰影が柔らかい感じがします。それに対し右側は、エステ帰りみたいに肌つやがよくなってるんですが黒光りして人工的な印象です。
こんな風にリマスタリング版では、オリジナル版のフィルムの粒子感を取り去ってしまっていて、全体的につやつやしています。もうちょっと大きな画像がこちらにあるので、気になる方はご覧ください。
過去の映画作品のBlu-ray版では、粒子感をなくすのがお約束になりつつあるようです。確かにリマスタリング版の映像の方が最近のハリウッド映画っぽい感じで、こっちの方が良いと思う人もいると思いますが、ここまで違うと、作品全体の印象が変わってきそうですね。
Kyle VanHemert(原文/miho)