Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

口蹄疫被害義援金の受付窓口開設について - はてな義援金窓口

宮崎県における家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)被害が深刻な事態となっています。宮崎県は被害を受けた畜産農家への義援金募集を始めました。

はてなではこうした状況を受け、はてなポイントによる「口蹄疫被害義援金の受付窓口」を新たに開設いたします。集まったポイントは、送付いただいた際のポイント送信手数料も含め、上記宮崎県が開設する義援金募集口座へはてながまとめて振込をおこないます(義援金の利用方法等は県側の募集ページをご参照ください)。

http://d.hatena.ne.jp/hatenacontrib/20100519/1274233369
募集期間は、2010年5月19日(水)〜2010年6月20日(日)とのこと。


口蹄疫被害に対する義援金を募集します - 宮崎県 [Miyazaki Prefecture]
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/fukushi/shakai_fukushi/html00165.html

北澤憲昭『眼の神殿―「美術」受容史ノート』より

これを、ひとつの契機として明治一〇年代には国粋主義的な「美術」行政が行われることになるのだが、万国博覧会は、貿易のための市場調査の機会であると同時に工業化のための調査研究の重要な機会でもあったのだから、ウィーン万国博における日本の立場は、かなり微妙なものであったといわねばならない。自国の前近代的な工業製品が好評を博すその会場で、工業化という大方針を貫くための調査、学習を行わねばならない日本は、一刻も早く大人になろうと努めながら、一方で大人たちに愛敬をふりまかねばならぬ子どものような立場にあったのだ。そして、微妙というならば万国博における当時の洋画は、まさしく微妙極まりない立場にあった。それは、大人に愛敬をふりまく仲間のかたわらで、背伸びをして大人を演ずるようなものだったからである。

P202より。「自国の前近代的な工業製品」を「日本の美術」に、「当時の洋画」を「現代の日本の写真」に読み替えることも可能?

 このような事態について、ピーター・バーガーとトーマス・ルックマンは『日常生活の構成』において、制度が生活史の過程で形成された世代にとって世界は知悉された透明なものとしてあらわれるが、それを新しい世代に引き継ぐにあたって事情は一変するとして、次のような指摘を行っている。

子どもたちにとっては、両親から受け継いだこの世界は完全には透明なものではなくなっている。この世界を形成することになんら参加してきていない以上、それは彼らにとってはあたかも自然のように、少なくともその位置づけが不透明な、一つの与えられた現実としてあらわれる。(中略)それは個人の出生に先立って存在しており、彼の生活史上の記憶では追跡しえないひとつの歴史をもっている。それは彼が生まれる以前からそこにあり、彼が死んだ後もそこにありつづけるであろう。しかもこの歴史自体が既存の制度の伝統として、客観性という性格をもっている。

 バーガーとルックマンによれば、このような制度的世界の客観性は、「子どもたち」への引き継ぎの過程において強固なものとなり、制度はしきたりとなるのであるが、その一方で。制度のもともとの意味を記憶によってたどることのできない子どもたちに対しては、それを正当化するための説明と、そこからの逸脱に対する制裁措置が必要になる。制度は歴史化されることで、それに対する反抗と、そこからの逸脱の危険を内部に孕むことになるのである。

P324-325より。『日常世界の構成―アイデンティティと社会の弁証法』→http://www.amazon.co.jp/dp/4788500566


>>>北澤憲昭『眼の神殿―「美術」受容史ノート』(ブリュッケ)

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4434141708.html
http://www.bk1.jp/product/03240390
http://www.amazon.co.jp/dp/4434141708

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20100301#p3

コーデノロジスト・荒川修作さんが逝去

◇ 美術家の荒川修作さんが死去 「養老天命反転地」を制作 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051901001294.html
やはり、死の克服=「不死」は不可能だったようです。
ご冥福をお祈りします。


荒川修作の棺桶型立体作品が集結する『死なないための葬送』、渋谷慶一郎のコンサートも - CINRA.NET
http://www.cinra.net/news/2010/05/14/122627.php


ICC インタヴュー・シリーズ 02:荒川修作 - HIVE - NTT ICC open archive

インタヴュー構成:
・思考するとは何か
・建築(的身体)とは何か
・奈義と養老、人工の自然とは何か
・文明とは何か
・コンピュータと芸術の関係とは

http://hive.ntticc.or.jp/contents/interview/arakawa/


◇ コーデノロジスト 荒川修作「建築することは、生命をつくるっていうこと」 - 建設WALKER
http://www.ken-walker.com/contents/monthly/pickup02.php


◇ ■インタビュー■デザインは都市をどう創るか 荒川修作 - 幕張アーバニスト

現代美術作家として世界的に活躍する荒川氏が、ここ数年来取り組む「アーバン・デザイン」の実験的プロジェクトが、欧米で高い反響を呼んでいる。東京臨海副都心を想定してプランニングされた「宿命反転都市」構想は、20世紀建築への徹底的アンチテーゼとして提示されている。
21世紀へのデザイン、アーバン・マネジメント、メンテナンスまでにわたる問題意識を聞く。

http://www.makuhari.or.jp/urbanist/1998/98_02.html
http://www.makuhari.or.jp/urbanist/


◇ 実験と日常の狭間で《荒川修作+マドリン・ギンズ展》 暮沢剛巳 - nmp-j (artscape)
http://www.dnp.co.jp/museum/nmp/nmp_j/review/0215/exhibi0215.html


YouTube - Reversible Destiny * Arakawa & Gins
http://www.youtube.com/watch?v=XnUGvsHMRQk


荒川修作 VS 磯崎新 - Y'not Report Revival

2005.05.30
荒川修作 VS 磯崎新

 荒川修作氏と磯崎新氏の対談はすごかった(5月29日青山ブックセンター)。

 有機体と幾何学、感覚と論理、自己と他、動と静、身体と脳、芸術家と技術者、コドモとオトナ、パロール(ことば)とエクリチュール(記述)――。磯崎氏が意図的に後者の役回りを演じたにしろ、これほどまでの二項対立の対談を見たことがない。

http://reikoyamamoto.blogzine.jp/ynot/2005/05/_vs__3eda.html


トークセッション「荒川修作×池上高志」 - Nobuyuki Sugihara

池上さんの話は何度か聞いているけど、
今回が一番おもしろかったような気がする、

荒川さんに対することで出てくる話
皮膚に触れた時の信号を、脳の神経細胞は0.5秒前に遡って感じているという時間について、
神経細胞(精神の境界)と免疫細胞(肉体の境界)が似ていて、且つ同じ起源にあるんじゃないかとか
等式よりも不等式が気になるとか

http://sugihara.blog27.fc2.com/blog-entry-80.html


◇ ようこそ養老天命反転地 - こどものもうそうblog

課外授業ようこそ先輩」は、著名人が卒業した小学校へ行って授業を行うという番組。
2005年4月27日の放送は、荒川修作先生が登場しました。

荒川先生、小学生相手に、名言続出。

http://blog.lv99.com/?eid=169772


◇ 第8回「気絶するぐらいの深呼吸をしよう」読書メロン - こどものもうそうblog

今回は、荒川修作『建築する身体』と『養老天命反転地』を紹介。
茂木健一郎の「クオリア日記」に、東京芸術大学美術解剖学の授業でゲストに来た荒川修作の音声がアップされてて、それが凄いので紹介。
「一番なりたいのは噴火口だ、はやく。本当だよ。今度、俺に会ったら、噴火口になってるから、見ててみろよ。もうこんな顔してないぞ」なんて感じのベストフレーズは、フイナムの「読書メロン」で読んでもらうとして、
ここでは、そこに書ききれなかった荒川修作の名言を紹介しよー。

http://blog.lv99.com/?eid=591569


荒川修作さん - aon9 sak's diary

東京芸大茂木健一郎の授業で、荒川修作のレクチャーがあったので、聴講して来ました。スゴすぎる、強烈な話しでした。
以下講議の覚え書き...

http://ameblo.jp/aon9/entry-10012007076.html
あのMP3が消去されてしまったのは残念です。


◇ watanabet omoya: 全然関係ないけど、荒川修作の東大での講演に参加したと ... - Twitter

全然関係ないけど、荒川修作の東大での講演に参加したとき、質問した学生に「お前ビルから飛び降りて死ね」って言ってた。「生きてたら褒めてやる」とも言ってた。

http://twitter.com/nabetanne/status/926064263


豊崎由美: 荒川修作:茂木ってやつに言ってやったんだよ。「お前、 ... - Twitter

荒川修作:茂木ってやつに言ってやったんだよ。「お前、脳がいくつあるか知ってるのか?」そしたらヤツ困っちゃってさ。「何十年も脳の勉強をしてて、そんなことも分からないのかよ」って言ったら「そういうことを訊かれたことがありません」だって。(笑いながら)「お前はバカだ、脳が足りない」

http://twitter.com/toyozakishatyou/status/8177747173


◇ 生命を活性化するための試作

脳科学者の茂木健一郎さんが語る
「変わった空間がもたらすユニークなクオリア

http://info.linkclub.or.jp/nl/2006_10/p7_10.pdf
ドクター茂木健一郎のコメントも掲載されています。


※過去の荒川修作さん関連

三鷹天命反転住宅体験入居の記「言霊の力の源泉は、心臓の鼓動だった!?」得丸公明 - MILESTONE ART WORKS_gallery
http://www.milestone-art.com/htm/sp/tokumaru-1.html
荒川修作さんの「三鷹天命反転住宅」体験日記。

レーニングルームのなかで、新生児として何度も生まれ直すことを、その都度、そして永遠に反復することは可能か?/『建築する身体』(荒川修作+マドリン・ギンズ)
古谷利裕
http://www008.upp.so-net.ne.jp/wildlife/arakawa.html

http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%B9%D3%C0%EE%BD%A4%BA%EE

林隆喜 写真展「spot light」@gallery mestalla(ギャラリーメスタージャ)

開催中〜5月29日(土)
http://www.gallerymestalla.co.jp/exhibisions/10/hayashi/index.htm
http://www.gallerymestalla.co.jp/
動物園を撮影したシリーズ「ZOO」で著名な林隆喜さんの個展が開催されています。


◇ 林隆喜 1946 - HAYASHI, Takanobu - 独立行政法人国立美術館・所蔵作品検索
http://search.artmuseums.go.jp/records.php?sakuhin=160716
「ZOO」は東京国立近代美術館に所蔵されているので、
常設展でちょくちょく見ることができます。


◇ 林隆喜/「ZOO」 - まんだらけ信販
http://ekizo.mandarake.co.jp/shop/ja/item_s-160663.html


◇ 商品詳細|WAVE ― no.18 - MILBOOKS -online book seller-

[特集] フォト新世紀 New Age Photography
[監編著訳] 今野祐一 小川功 ほか(編集) 
[デザイン] ミルキィ・イソベアートディレクション
[発行所] WAVE [シリーズ名] WAVE
[発行年] 1988年 通巻18号
[構成数] 1冊
[サイズ] A5
[ページ数] 175P
[コメント] 季刊『ウェィヴ』(編集人:戸田ツトム/製作:SPN+TODA OFFICE/発売リブロポート)を引き継ぎ、第3号より西部百貨店とペヨトル工房の企画・制作として刊行された雑誌。

林隆喜 ZOO

http://www.milbooks.com/shop/detail.php?code=BK070617
古書で比較的手に入りやすい一冊。
たしか、「ZOO」はスポッティングのたまものだったという、
林隆喜さんご本人のコメントが掲載されています。
また、猪瀬光さん、宮本隆司さん、斎藤亮一さん、普後均さん、小山穂太郎さん、
今道子さん、三好耕三さん、北島敬三さん、小林のりおさん、雜賀雄二さん、
柴田敏雄さん、谷口雅さん、港千尋さん、築地仁さんほか、
80年代を代表する作家の写真が掲載されています。


※過去の「動物園写真」関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%C6%B0%CA%AA%B1%E0%BC%CC%BF%BF

尾黒久美 写真展「NOISE」@SANAGI FINE ARTS(サナギファインアーツ)

開催中〜6月26日(土)
http://sanagijima.com/exhibitions/index.html
http://sanagijima.com/


◇ 尾黒久美 写真展「NOISE」photta-lot 企画@ナダール渋谷355
開催中〜5月22日(土)
http://nadar.jp/tokyo/schedule/100510.html
http://nadar.jp/
photta-lot(フォッタロット)→http://www.photta-lot.com/

12時間CAMP「コミュニティ」 - CAMP

日時:2010年5月22日(土)10:00〜22:00
会場:アサヒ・アートスクエア(アサヒスーパードライホール4F)@東京生活転回法(仮)(アクセス)


<ゲスト>
毛原大樹(アーティスト)
小泉元宏(東京芸術大学大学院博士課程/日本学術振興会特別研究員/ロンドン芸術大学トランスナショナルアート研究所客員研究員)
星野太(東京大学大学院総合文化研究科博士課程/日本学術振興会特別研究員)
森弘治(アーティスト)
小泉明郎(アーティスト)
藤井光(アーティスト)
増本泰斗(アーティスト)
松原慈(アーティスト/assistant)
阿部純(東京大学大学院学際情報学府博士課程)
濱野智史(株式会社日本技芸リサーチャー)
内沼晋太郎(numabooks代表/ブック・コーディネイター/クリエイティブ・ディレクター)
井上文雄(CAMP)
佐藤李青(東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)
住友文彦(キュレーター)

<注意事項>
Ustreamの配信の予定はありません。→ 16:30-18:00はあります。
食べ物の持ち込みは自由です。

http://ca-mp.blogspot.com/2010/05/100522.html
今週土曜開催。