今年も本格的に就職活動シーズンがスタートした。厳しい就職氷河期が続いているが、就活中は遊びに行けないので、食事がストレス発散になる。そのため、普段はファストフードで済ましていても、就活中はちゃんとしたカフェなどで食事をする女子大生が多いという。
ちなみに、お金のかからないストレス発散になるのが、ツイッターやフェイスブックなどのSNSだ。
「友だち同士でフォローし合い、『また面接に落ちたぁ~』『就活がうまくいかないので死にたぁ〜い』などと愚痴をこぼし合いました。ネガティブな書き込みでも、誰かに気持ちを吐き出すことで憂さ晴らしになりました」(私立大文系4年生のA子さん)
ただし、実名登録が原則であるフェイスブックの場合は注意が必要だ。就活予備校・プレビズを運営するジーズコンサルティングの高安秀明代表取締役によれば、「『最終面接に残った学生に関しては、フェイスブックの内容をチェックする』と話す企業の採用担当者は多い」という。
「そうしたことを先輩から教えられたので、就活を始めるにあたり、アカウントを検索されにくくするために登録名を漢字から英文字に変えましたし、書き込む内容も『どこそこのお店の食事は美味しかった』といった他愛のないものばかりにしています。過去のエントリーは公開範囲を『親しい友達』に限定し、単なる『友達』には見られないようにしました」(私立大文系3年生のB子さん)
女子大生側も対応済みだ。
※SAPIO2013年1月号