マンションのバルコニーの特性を研究してつくられた、コンパクトで機能性抜群のガーデンファニチャー・ベランダ家具シリーズがあるという。収納もカンタンな折り畳み式や2パターンで使える家具など、狭いバルコニーにも対応できるアイテムが豊富。バルコニーをどう使いたいか、その目的や用途に応じて選べるのだとか。そこで、バルコニーや庭など外用の家具を揃える「Club ESTA(クラブエスタ)ショールーム」(東京・南青山)を訪ねてみた。
庭付き戸建のバルコニーだったらともかく、都市型マンションだとスペースが狭くてあまりモノが置けない場合も多い。とはいえ、快適に過ごすためにも、チェアやテーブルなどのアイテムにはこだわりたいところ。
家族や友人とのティータイムにぴったりなこのファニチャー。コンパクトなサイズながら、テーブルの安定感やチェアの座りやすさは抜群! もちろん折り畳みも可能。フラワーモチーフの透かし模様が、バルコニーに華やかな影を映し出してくれる。広めのルーフバルコニーなら、読書に最適なロッキングチェアをプラスしてみても約2.5万円に。
こちらは、目的に応じて3パターンに変形することができる。狭いバルコニーにおくなら、さまざまなシチュエーションに対応できる、この機能性がうれしい。
アウトドアクッキングを楽しみたい人にはガーデン用テーブルセットがオススメ。テーブル端にあるバスケットに注目! なんと、炭を入れてバーベキューができるという仕組み。ほかにも、氷を敷き詰めてワインクーラーにしたり、プランターとして草花を植えたり使い方は色々で、お値段は1万3700円。チェアは1脚3600円なので、2脚プラスしても2万900円と3万円以内で揃う。人をたくさん呼んで、バルコニーパーティーなんていかがでしょう。
プランターをディスプレーのように飾れて、土台部分にはガーデニンググッズも収納できるアウトドアシェルフも、バルコニーにあると便利。
1万円はオーバーしてしまうが、バルコニーをウッディな雰囲気に変えられる床材「PATIO PETITE PANEL」もおすすめ。主な原材料の木とプラスチック、両方ともリサイクル材なのでとてもエコ。メンテナンスも2~3カ月毎のブラシ掛けで十分なので、お手入れも簡単だ。床をいちからリフォームすると、天然木の場合は1㎡約3万ともいわれるが、4㎡のバルコニーなら、この素材を使えば約5万円(床材3万9600円+テーブル&チェアなど)でトータルコーデができてしまう!
ガーデニングを楽しんだり、外の空気を吸いながら料理を食べたり、使い方次第で満喫できるバルコニー。まずは、管理組合の規約や賃貸の場合は管理会社やオーナーに確認した上で検討することをオススメする。
色々揃えるとなるとお値段も張りそうだが、メインアイテムはしっかりとしたものを据えて、備品は手ごろなものを集めるなど工夫しても良さそうだ。バルコニーを自分たち好みに作り替えて、ゆったり寛ぎのひと時を過ごしてみてはいかがだろう。