米グーグル会長、「1日1時間はモニター見ない生活を」

米グーグル会長、「1日1時間はモニター見ない生活を」
5月20日、米グーグルのエリック・シュミット会長は、ボストン大学で講演を行い、1日当たり1時間、スマートフォンやコンピューターを使わない時間を確保するよう、同大学の卒業生らに呼びかけた。米マサチューセッツ州で撮影(2012年 ロイター/Jessica Rinaldi)
[20日 ロイター] 米グーグルのエリック・シュミット会長は20日、ボストン大学で講演を行い、1日当たり1時間、スマートフォンやコンピューターを使わない時間を確保するよう、同大学の卒業生らに呼びかけた。
ボストン大学で名誉学位を授与されたシュミット氏は講演で、「1日1時間はモニターに向かわないように」と語った。モニターを見る代わりに大切な人たちの顔を見て「本当の意味での会話を持つ」ように、と述べた。
シュミット氏はまた、卒業生の世代は過去とは比較できないほどテクノロジーに囲まれて生活していると強調。「起きていればオンラインの状態だ」とし、「この瞬間も、この演説をツイートしている人がいるだろう」と述べた。

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