「東海」署名殺到でホワイトハウスのHPダウン 米が韓国からのアクセス禁止に

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4月下旬、韓国のネットユーザーが、米国のホワイトハウスHPに日本海から「東海」に表記を変更するよう求めて大量アクセスをし、サーバーをダウンさせた問題で、米国側が一時韓国のアクセスを遮断していたことが分かった。

騒動は、在米韓国人が組織する「バージニア韓国人会」が3月22日、ホワイトハウスHPに日本海から東海への表記変更を求める請願書を寄せたことがきっかけとなった。在米韓国人らは、国内外の韓国人にこの請願書に署名するよう呼びかけ、4月4日までに2万5000人以上の署名が集まった。

しかし、4月13日にミシガン州の「ナリヒラ」と称する人物が、韓国の主張に反論する請願書を掲載。そのため韓国では署名活動に火が付き、韓国の各メディアも記事を通じて署名を誘導するなどしたことから、ホワイトハウスHPには前代未聞のアクセスが殺到することになった。

産経新聞の報道によると、サーバーは4月20日にダウン。ホワイトハウスが書き込みの発信元のIPアドレスを調べたところ、大半が韓国だったことから一時韓国からのアクセスを禁止したという。

今のところ、韓国ではホワイトハウスが韓国からのアクセスを一時禁止したとの情報は伝えられていない。当時、数時間に渡りアクセスができなかったことから、韓国では「米国が韓国のアクセスを遮断しているのでは?」という声が上がっていたが、韓国の外交消息筋は「アクセスが殺到しているためつながりにくくなっているだけ」「米国が(韓国からのアクセスを)わざわざ遮断することはない」と説明し、うわさを否定。さんざん署名を煽っていた韓国メディアも、これについてはなぜかだんまりを決め込んだ。

ちなみに、5月1日までの時点で韓国人の請願書「The East Sea – a FALSE history in our textbooks!」には9万9732人、それに対する日本海呼称の正当性を訴える請願書「Sea of Japan -the authentic history in our textbooks! We are teaching our children the authentic history, so why change?」には2万7481人の署名が集まっている。

「日本海」単独表記を維持 国際水路機関、韓国側の反応は?「“東海”より“平和の海”に」「韓国海が良い」

※画像:The White Houseより引用

※この記事は、ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]

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