左から、柳沢慎吾、クリス・ロック、ベン・スティラー。 映画『マダガスカル』 (c)Kazuko WAKAYAMA
 フランス・カンヌで開催中の第65回カンヌ国際映画祭に特別招待作品(アウト・オブ・コンペティション)として招待された映画『マダガスカル3』(8月1日公開)のフォトコールが17日(日本時間18日)に行われ、日本語吹き替えを担当する柳沢慎吾が出席した。

 本作は、2008年度アニメーション映画の全米最高記録を打ち立てた世界的な大ヒットシリーズの最新作。NYの動物園の人気者、アレックス(ライオン)、マーティ(シマウマ)、グロリア(カバ)とメルマン(キリン)がモンテカトからローマ、スイスアルプスを経てロンドンまで、カジノからの脱走や最強の女警部とのカーチェイス・アクションを繰り広げる。シリーズ初の3D映像も見どころの一つだ。

 プレミア開催に先駆けて行われたフォトコールの会場には、マーティのトレードマークであるカラフルなアフロヘアを頭に付けた約600人のファンが集合。

 オールキャストのフォトコールの後に、ベン・スティラーとクリス・ロックに迎えられた柳沢は、笑顔で登場。登場前には「アウェイって辛いね。英語を勉強してくればよかった」とコメントしていた柳沢だったが「僕が日本のマーティ、慎吾!慎吾!」とアピールしてみせた。同じキャラクターを演じたクリス・ロックは「OH! マーティ!」と大歓迎。ベン・スティラーに「彼がマーティ役をやった慎吾だよ」と紹介した。3人は、意気投合した様子で写真撮影に応じていた。

 無事にフォトコールを終えた柳沢は「最初は緊張した」と言いつつ、「よく考えたら、ベンもクリスも俺より年下なんだよね」と、余裕の発言。さらに、天候に恵まれたカンヌの空気を吸い「気持ち良いね」を連発し、「カンヌバージョンのサイレン、みんなでやったら面白いだろうね。みんなに教えちゃおうかな」と、終始ハイテンションだった。初参加となったカンヌ映画祭でも、自身のネタをアピールする気持ちを忘れていなかったようだ。

 映画『マダガスカル3』は、8月1日(水)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

映画『マダガスカル3』 - 公式サイト

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