映画『ダークナイト ライジング』 (C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC

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 バットマン、遂に引退か!? シリーズ最終章の『ダークナイト ライジング』が、2012年7月28日より日本公開されることになり、ポスタービジュアルが解禁された。

 前作『ダークナイト』では、遺作にもなったジョーカー役、ヒース・レジャーの鬼気迫る演技や壮大なストーリーと世界観で、全米興収約430億円、全世界では約820億円を突破し、同年のアカデミー賞では数々の賞を受賞するなど、世界中で“ダークナイト”現象を巻き起こした。

 そして今回、待望の続編が遂にベールを脱ぐ。

 今回、公開された劇場用ポスターには、「伝説が終わる」というキャッチコピーとともに、原作でバットマンの背骨を折り、一時引退に追い込むほどの圧倒的なパワーとジョーカーを凌ぐ知能を持つ、バットマンの最強の敵であるベインの後ろ姿と、バットマンの壊れたマスクが描かれている。このポスターが意味することとは何なのか。バットマンの正体が世に知られるのだろうか。

 12月16日より、本作の6分間のプロローグ映像が北米を皮切りに世界中で順次上映を開始。IMAXシアター70mmフィルム上映館にて限定上映された。前作でメジャー作品として初の試みとなるIMAXカメラを使用。本作では、さらに高解像度カメラを駆使し、未だかつてないほど鮮明な映像を実現した。

 本作は、撮影現場での取材や全世界ジャーナリストに対し、一切ストーリーの説明はされていない。また、厳重な緘口令のもと、ピッツバーグ、ニューヨーク、ロサンゼルスの都市を含むアメリカ、インド、イギリス、スコットランドの3大陸に渡り、ロケを敢行。前作を超える壮大なスケールでダークナイト伝説の終焉を描き出す。

 監督は、『インセプション』を手掛け、今やハリウッドでは、ジェームズ・キャメロンに次ぐマネーメイキング・ディレクターと言われているクリストファー・ノーラン。彼は、本作について「前作をIMAXフィルムで撮影、映写してみた経験がとても刺激になった。ここまで臨場感を出してくれる撮影ツールは他にはない。6分間のプロローグ映像は、悪役のベインを紹介する内容で、映画ファン、バットマンファンたちに、このフォーマットによる本作がどんなものになるかを感じてもらいたいと思っている。本作は、来年の夏に公開されるが、きっと素晴らしい体験になると思う。IMAX映像を先にお見せするというのは、一足先に注目を集める良い方法だ」と自信満々のコメントをしている。今のところ、プロローグ映像の日本公開は未定だ。

 主演を務めるのは、クリスチャン・ベール。そのほか、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンといった前作同様のキャストに加え、アン・ハサウェイがキャット・ウーマン/セリーナ・カイル役、トム・ハーディがベイン役を演じる。また、『インセプション』のマリアン・コティアールやジョセフ・ゴードン=レヴィットといった豪華キャストが勢揃いしている。

 映画『ダークナイト ライジング』は、2012年7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。

映画『ダークナイト ライジング』 - 公式サイト
映画『ダークナイト ライジング』 - 公式ファンページ

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