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小島慶子 「ネットとの親和性が高い」とラジオの魅力語る

 震災により、改めてラジオの重要性が見直されている。日本が未曾有の困難に直面しているいま、“人に寄り添うメディア”としてのラジオだからこそできることとは?

「一家に1台」が常識だったラジオも姿を消しつつあり、コンポなどもCD中心になってラジオのチューニング方法を知らない若者が増えた。しかしその一方で、インターネットでラジオが聴けるサイト「radiko.jp」をはじめ、ポッドキャストやスマートフォンなど、ラジオを聴くための新しいツールも生まれている。

 TBSラジオ『小島慶子キラキラ』のメインパーソナリティーを務める小島慶子(38)は、「ラジオはインターネットとの親和性が高い。若者がラジオを耳にするような場をもっとつくっていけば、リスナーはもっと増えるはずです」とラジオの将来を語る。

「ひとりでも多くの人に聴いてもらいたいというよりも、100人聴いたうちのひとりでも“ああ、今日の放送、聴いてよかった”と思ってくれることに意味があると思っています。私の番組を聴いて“世の中捨てたもんじゃないな”と思ってくれたら、それだけでいい。どこか遠い空の下にも自分の仲間がいるって素敵ですよね」

※女性セブン2011年4月28日号

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