「DENPA!!!2013/電刃ニ〇一三」 全アーティストのフォトレポート!!

「DENPA!!!2013/電刃ニ〇一三」 全アーティストのフォトレポート!!
「DENPA!!!2013/電刃ニ〇一三」 全アーティストのフォトレポート!!

「DENPA!!!2013/電刃ニ〇一三」熱量にあふれるメインフロア・UNITの模様

2007年の立ち上げから、“アニメ(ANIME)×ファッション(FASHION)×ノイジーエレクトロ(NOISY ELECTRO)”というテーマで様々な文化や音楽を融合させ、東京・大阪・台湾などを飛び回ってきたゼロ年代を代表するモンスターイベント「DENPA!!!/電刃」。

近年では現代美術家の村上隆さん主催によるGEISAI台湾のステージングや、音楽フェスティバルTAICO CLUB主催のSo Very Show、6月に行われた六本木ヒルズMADO LOUNGEでの初音ミクcaféとのコラボレーション等、様々な形でイベントを発信してきた。

そんな「DENPA!!!/電刃」の2年ぶりとなる、タイトルを冠に関したイベント「DENPA!!!2013/電刃ニ〇一三」が2013年8月18日(日)に、代官山UNITで開催された。デイイベントにも関わらず超満員&大盛況で幕を閉じた1つの最高の夏の様子を、UNIT、UNICE、SALOON3つのフロアごとのフォトレポートで振り返ってみたい。

UNIT

KAKATO
最大のキャパシティを誇るフロア・UNIT。そのオープニングアクトを務めたのが、環ROYさんと鎮座DOPNESSさんからなる2MCのユニット・KAKATOだ。2人の和やかな会話に思わず観客が顔をほろこばせながらも、さすがのラップスキルもしっかりと見せつける。特にオリジナルのラップを乗せて披露された、ラッパ我リヤを客演に迎えたDragon Ashの大ヒット曲「Deep Impact」をサンプリングした「Deepest Impact」では、大きな声援があちらこちらで上がり、観客全体が非常に興奮している様子だった。

手前が鎮座DOPNESSさん、奥が環ROYさん

ハードなトラックに合わせてパフォーマンスしつつも、終始なごやかなMCを繰り広げるお二人

Vampillia+ツジコノリコ
続いて登場したのは、10数人の正規メンバーで大阪を拠点にする大所帯バンド・Vampillia。今回はツジコノリコさんをサポートに加えてのアクトとなったが、玲瓏なヴァイオリンの旋律が会場を包んだかとおもいきや、一挙に轟音のギターノイズとパワフルなツインドラム、デス声のボーカルが重なりだすとフロアは瞬時に異空間に。圧倒的なパフォーマンスに、多く訪れていた外国人のファンの方も大喜びしていた。

ギターを担当するのは、相対性理論のメンバーでもあった真部脩一さん

ゴシックかつハードコアな楽曲のせいか、外国のファンの方が多く見られました

kz(livetune)
この日もっとも観客が全力で飛び跳ねていたのが、今やネットとリアルを横断しながら活躍を続けるkz(livetune)さんのステージだろう。The Jackson 5「I Want You Back」やNIRGILIS「SHNY SHINY」などの人気のリミックスがかかると、最前列はライブハウスのようなモッシュ状態に突入していた。
GOMA & The Jungle Rtythm Section
アボリジニの扱う楽器・ディジュリドゥの国内有数の演奏者・GOMAさんが率いる、GOMA & The Jungle Rtythm Section。GOMAさんは2009年に交通事故により記憶の1部を失ってしまったが、その事故からはや4年。事故以前と全く変わらないどころか、なおも情熱を増したパフォーマンスは途切れることがなく、観客がついていくのがやっとのことというほどだった。
DE DE MOUSE
ライブも終盤に差し掛かり、トリの前にやってきたのがこのDE DE MOUSEさん。UNITのフロア中を、巧みで、そして繊細に鳴り響かせる電子音は、それまでのUNITの熱気を、更に頂点に突き上げた。それはまた観客も同様で、DE DE MOUSEが繰り出す絶え間ないテクノサウンドに、我を忘れ、フロア中の至る所で狂喜乱舞していた様子が非常に印象的だった。

DE DE MOUSE

DE DE MOUSEが繰り出す音に踊り狂う観客たち

world's end girlfriend
そしてUNITのトリを飾ったのが、world's end girlfriend。是枝裕和監督の映画『空気人形』の音楽を担当したことなどから、国内だけでなく海外での評価も高い彼らは、この日3名で登場。途中PCの機材トラブルなどもあったが、過去の人気楽曲なども披露し、轟音のでかき鳴らされるギターと鮮やかな風景からなるVJで巧みにステージを演出していた。

淡いエレキサウンドがフロア中に鳴り響く

1
2
3
4

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

音楽・映像の週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ