映画『ダークナイト ライジング』 (c)2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
 「ゴッサムが灰と化したら、死なせてやる」。バットマンシリーズ最終章となる『ダークナイト ライジング』(7月28日公開)予告第2弾が公開された。撮影現場での取材で、全世界ジャーナリストに対し、一切ストーリーの説明がないなど、厳重な緘口令のもと撮影を敢行してきた本作。公開された予告映像では、最強の敵・ベイン(トム・ハーディ)がバッドマン(クリスチャン・べール)に、冒頭のようなセリフを言い放つなど、今までベールに包まれていた内容を垣間見ることができる。


 映像には、バットマン、ベインのほか、キャット・ウーマン/セリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)ら主要キャストも登場している。さらに、空中を走行するバットモービルや、崩壊していくアメフトのグラウンドなど、迫力のある映像が次々と展開されていく。iTunesでは、一足先に公開され、24時間で1250万件というiTunes史上最高のダウンロード数を記録し、本作への注目度の高さが伺える。

 監督を務めるクリストファー・ノーランは、本作について「前作『ダークナイト』から8年後という設定で始まる。バットマンは、ゴッサム・シティを破壊しようとする残虐な殺し屋のベインと対決し、謎めいたセリーナ・カイルの真実を暴くという内容だ。この映画で、ぼくが子供の時に刻み込まれた、ハリウッド映画の壮大さや興奮を映画に取り戻したいと思っている。今、それを再現することに格闘をしている。編集はまだ始めたばかりだから、最後にどうなるかといったことは聞かないで欲しい(笑)。本作は夏に公開されるが、きっと素晴らしい体験になると思う」と語っている。

 ノーラン監督は、『インセプション』を手掛け、今やハリウッドでは、ジェームズ・キャメロンに次ぐマネーメイキング・ディレクターといわれている。前作『ダークナイト』で長編映画として初の70mmIMAXカメラを使用。本作では、さらにカメラ台数を増やし、新たなる映像イノベーション創造に挑む。

 ベールに包まれていた内容が徐々に明らかになっていく本作。果たして、どんな体験が待っているのだろうか。

 映画『ダークナイト ライジング』は、7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。

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