住まいの雑学
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2012年7月1日 (日)

自宅の一室に海外旅行者を泊まらせる「airbnb」が大ブーム!

自宅の一室に海外旅行者を泊まらせる「airbnb」が大ブーム!
Photo: Thomas Northcut / thinkstock

今ひそかなブームとなっている、「airbnb」というサイトがある。

airbnbとは、自宅の空き部屋を外国人旅行者に貸し出すというサービス。サイトにホストとして登録しておけば、宿泊したい旅行者を気軽に泊めてあげることができる。既に世界中での累計予約数が1000万泊になっているほどの人気ぶりだ。

ホスト側は宿泊料を自由に設定できるため、旅行者とのふれあいを楽しみつつも、お小遣い稼ぎも可能。また利用者側はホテルに比べて安く宿泊ができるうえ、その家に住む人との交流を通して、地元民ならではの情報を集められる。

外国ではゲスト用のベッドルームがある家も多いため、見知らぬ他人を受け入れるのも抵抗は少なそうだが、日本の場合は部屋を貸し出すというスタイルは、どれくらい受け入れられているのだろうか。

そこでairbnbの物件検索機能で“世田谷”と検索してみると、129ものヒットがあるなど予想以上の結果に(ただし全てが世田谷ではなかった)。さらに、どの部屋もインテリア性が高くキレイな部屋ばかりが目立つ。

実際にairbnbを利用した人や利用したい人の声を、Twitter上から拾ってみると、

「はじめて、AirBnbで宿をとりました。韓国で知らない人の家に泊まるよ!リアル電波少年みたいだ!」
「airbnb経由で一番目に宿泊いただいた方から感想をいただきました。やー嬉しいですね」
「ちょっくらAirbnb使ってみようかと思って見てるんだけど、きれいな部屋が多くてインテリアの参考になる。こういう部屋に住みたいなぁ」
「airbnbを使って世界中に会話しに行く試みもいいかもね」

などのコメントが掲載されていた。
英語でコミュニケーションができる方にとって、airbnbはとても楽しいマッチングサービス。日本でも今後さらに利用者が増えることは確実だろう。

※従前の厚生労働省の通達から、1カ月に満たない短期間の宿泊の提供は、形態によっては旅館業法上の許可が必要となるため、当該許可を得ていないホストは、旅館業法違反の可能性がある点にご留意いただき、最寄りの保健所等にご相談ください。

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