大人になってわかった! 「父親の愛を感じた女子たちの体験談」

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「お父さん、キライ!」……思春期には、そんなふうに思ったことのある人もいるかもしれません。実家から早く出たい、と願った人もいるかもしれません。ですが、大人になってわかる父の愛、というものもあります。働く女子のお父さんたちの、不器用な愛のエピソードを集めてみました。


■知らなかった父のがんばり(27歳/デザイナー)

「私立大学に入学して一年で退学し、専門学校を受験しなおしました。その時期、父の帰りが毎日遅かったのですが、実は私の学費を稼ぐために本業のほかに友人の会社で夜も働いていたそうです。『娘の夢の邪魔をしたくないから』と、母は父に口止めされていたのだとか」



社会人になって実感する、お金を稼ぐ大変さ。お父さんは家族のために、日々外で戦っているのですよね。



■思い出がいっぱい(25歳/不動産)

「父が去年、急病で入院しました。病院に運ぶ荷物をまとめるために、初めて父の書斎へ。私と妹の誕生から今までの写真をきれいにスクラップし、日付やコメントをつけてあるアルバムを発見。仕事が忙しい人だったのに、ていねいに思い出を残してくれていて、涙が出ました。今は退院し自宅療養中の父。早く元気になってくれたらいいな」



自宅で過ごす時間。お父さまとの思い出、たくさん作ってくださいね!



■厳しさの裏側に(24歳/医療)

「学生時代は門限が早く飲み会もダメ、外泊はもってのほか。頭ごなしに厳しい、怖い父親。そんなイメージだったから、私が父を避けていて何年も会話がない親子でした。それが変わったのは、ある出来事がきっかけ。夜中に起きたら、母に私の様子を聞いてニコニコしている父の姿があったんです。笑顔なんてほとんど見たことがなかったので、父に対する見方が変わりました。最近では、一緒に晩酌までするようになりました」



厳しさも愛ゆえ、ということは、子どものころはなかなか理解できないものですよね。



■娘の結婚は寂しいもの?(28歳/貿易)

「結婚が決まり、先月彼が挨拶に来ました。父はお酒をベロベロになるまで飲んで、最後には『娘を幸せにしてくれなぁ』と号泣していました。普段は厳格な父なので、私もびっくりしてしまいました」



大切な娘の結婚は、父にとっても一大事。お父さんが認めてくれる、素敵な人と出会えてよかったですね!



お父さんから娘への愛情を感じるとともに、娘からお父さんへの愛も感じることができました。あたたかい家族の絆、ずっと大切にしていきたいですね。今日は父の日。みなさんはお父さんに、どうやって感謝を伝えますか?



(桜まゆみ+プレスラボ)