【TUF】チェルノブイリに学ぶ 福島視察団報告
- leaf_parsley
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@leaf_parsley (私見)この視察団は昨年(2011年)10月31から1週間の視察でした。 そのため現在では少し状況が異なるものも含まれているのでご注意を。
2012-06-15 11:43:47事故から25年。 福島から自治体関係者と研究者がチェルノブイリへ 福島大学清水副大学長を団長に32人が10月31日からおよそ1週間 ウクライナとベラルーシへ
2012-06-15 11:44:10発電所があったウクライナより北に位置するベラルーシのほうが風向きの関係で汚染が大きい。 同じ縮尺の福島を比較 福島より汚染範囲が広い 福島:年間の被曝量が20mSv以上ーー1100k㎡(警戒+計画的避難区域) ベラルーシ:2μSv/h以上ーー6400k㎡(計画的避難区域に近い)
2012-06-15 11:45:13原発事故対策本部の人と懇談 「ベラルーシでは放射線の状況を把握してから避難させたので避難が遅れた」 半径30K圏内が避難対象。2週間かかった 30K圏外での追加避難は事故から数年後
2012-06-15 11:45:47立ち入り区域のチェックポイント パスポートを見せないと入れない。 チェルノブイリ市は今も立ち入り禁止 事故処理にあたった消防士をたたえる記念碑がある
2012-06-15 11:46:011986年4号機が爆発炎上 原子炉容器が爆発、火災は10日におよぶ 事故の収束に約35万人が投入 原子炉の石棺化にあたったり、飛び散った放射性物質の処理を行う
2012-06-15 11:46:19毎時4μシーベルト区域に4万人が居住していた (現在の福島での避難指定人数の4倍) 石棺化の老朽化によりあらたな巨大シェルター計画が継続中 チェルノブイリ発電所付近の線量4.37μシーベルト
2012-06-15 11:46:37100年もつシェルターを作り、そのあとどうするかは100年の間に考える。 チェルノブイリではまだ事故の処理が終わっていない。
2012-06-15 11:46:49遠藤:想像以上に劣化が進んでいる。当時としては最先端の技術をもって建設されたものを、最先端の技術をもって葬り去ろうとしている。複雑な思い。 小山:既に25年たっているわけだけど、さらに100年かけて廃炉にする、本当に長い時間がかかるということを感じる。
2012-06-15 11:47:36チェルノブイリフォーラム報告書: 2003年から2年間にわたって世界の専門家が現地にはいって調査。 健康、環境、社会、経済等々、多岐にわたる報告。 28人死亡100人以上に健康被害 甲状腺の異常
2012-06-15 11:48:04放射性ヨウ素に汚染された牛乳などを摂取 16年間で4000人が甲状腺癌 15人が死亡 甲状腺の異常以外の癌や白血病がはっきり増えたとは統計的には言えない 過度な恐怖心からノイローゼに。 ストレスで喫煙や飲酒。
2012-06-15 11:48:194年後 チェルノブイリ症候群が広がっていた 普通の事故の場合、事故後時間がたてばストレスが減っていくけれどチェルノブイリの場合は 時間がたつにつれてストレスが増大してしまった
2012-06-15 11:48:39ウクライナはもともとヨウ素が少ない風土(放射性ヨウ素を取り込みやすい) 逆に日本はヨウ素をたくさんとっている。(海藻などを日常的に食べている) 放射性ヨウ素の摂取量が日本人のほうがおおかったとしても、甲状腺癌の発生はウクライナに比べれば少ないと思う。
2012-06-15 11:49:06子ども達は保養に 3ー4週間ぐらい 我々は先輩たちの成果をいいとこどりすることができる。 治療も日本のほうがはるかにすすんでいる
2012-06-15 11:49:22ゴメリへ: 放射線医学研究所 年間7万人の患者さんが訪れる 原発事故被災者は基本的に無料で治療が受けられる。 甲状腺以外の病気は因果関係が認められていない。
2012-06-15 11:49:43女性、妊婦、こどもたちの健康について甲状腺癌以外のものについても知りたかった。 安心を手に入れたいと思ってここまできたので、少し残念。。。
2012-06-15 11:50:05健康管理 ベラルーシの150万人が登録された方へ定期的な健康診断は? 全員チェックしています。 健康診査を受けることで、守られている。被災地の近くにあることで〇
2012-06-15 11:50:26