日本各地で梅雨明けとなり、毎日のように猛暑日が続く地域も出てきた。天気予報では熱中症などの注意が促されているが、私たち人間はもちろん、動物たちにとってもこの暑さは過酷なものに違いない。そこで今回はペットたちの暑さ対策について考えてみたい。
人よりも暑さに敏感な動物たちは、ちょっと気を抜くと熱中症にかかり、最悪の場合には死に至るケースもあるという。ペットに留守番させる場合は、細心の注意を払う必要がありそうだ。詳しい話を世田谷区のペットショップ「どうぶつの森」のスタッフに伺った。
比較的暖かい地域原産のチワワやグレーハウンドなどは、暑さにも強いという。とはいえ、真夏に何も対策せずに留守番させるのは心配だ。続いて、クーラーなどの空調対策以外に、便利なグッズをご紹介いただいた。
また、熱中症の初期症状を見つけてあげることも、とても大切なことだ。
熱中症かなと思ったら、水をかけたり冷水を飲ませたりして、とにかく体を冷やしてあげることが大切だ。それでも改善されない場合は、なるべく早めに動物病院へ連れて行くようにしよう。
留守番対策を万全にすれば、半日程度の外出でも問題ない、と担当者は語ってくれた。いざというときに、ペットたちにとって過ごしやすい環境を確保してあげられるよう、対策グッズの購入など、事前に準備するようにしたい。